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伝説の指揮者フェレンツ・フリッチャイ

自伝・音楽論・讃辞・記録・写真

伝説の指揮者フェレンツ・フリッチャイ

生誕100年・没後50年を経て、本邦初のフリッチャイの本。音楽に魂を捧げた指揮者。

著者 フェレンツ・フリッチャイ
フリードリヒ・ヘルッフェルト
野口 剛夫 編訳
ジャンル クラシック音楽
クラシック音楽 > 指揮者
シリーズ 叢書・20世紀の芸術と文学
出版年月日 2015/03/10
ISBN 9784871983129
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 在庫あり
 
 

内容説明

フリッチャイのエッセイより
また、指揮者とはそもそもどうあるべきか、また将来私はどうあるべきかをよく考え
てみた。指揮者とは独裁者でなくてはならないのだろうか? いや、決してそんなこ
とはない! もし独裁者だったら、あまたの独裁者と同じ運命をたどることになる。
百もの頭を持つ敵に打ち負かされてしまう。指揮者とは、その知識を音楽に翻訳で
き、オーケストラの楽員たちと連帯感、仲間意識を築けてこそ存在しうるのだ。正反
対な考えにも耳を傾け、彼らの先を行き、納得させ、味方につける。そのうえでこそ
オーケストラを意のままに操るだけでなく、協働による創造を成し遂げることができ
るのだ。指揮者は人々を自分のもとに統合するのではなく、オーケストラを真の友人
として、作品へ導いていかねばならない…。
 モーツァルトはこの世に生きた人々の中で、もっとも偉大な人の一人である。彼
は、歌劇において言葉と演技は、音楽の優位の下に位置づけられなければならないと
考えていて、歌劇を通じて、すべてを完全に表現することができた。

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